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J-GLOBAL ID:201602003617594486   整理番号:66A0307994

重金属元素の過剰による水稲の被害(I)銅,ニッケル,コバルト,亜鉛およびマンガンの処理濃度を変えたときの水稲の生育

著者 (2件):
資料名:
巻: 37  号:ページ: 342-347  発行年: 1966年 
JST資料番号: G0156A  ISSN: 0029-0610  CODEN: NIDHAX  資料種別: 逐次刊行物 (A)
発行国: 日本 (JPN) 
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遷移元素(Cu,Ni,Co,Zn,Mn)の水稲に対する毒性を元素間で比較.毒性順位はCu>Ni>Co>Zn>Mnで元素の電気陰性度(EN)の順位と対応.根から地上部への易移行度はMn>Co>Ni>Cuの順でENの大きい元素は移行度が小.穂わら比は各元素処理とも低下したがとくにENの小さい元素で顕著.各元素処理によって収量構成要素中登熟歩合の減少がもっとも顕著.ついでCu,Ni系列では穂数,Zn,Mn系列では一穂頴花数が減少し,Co系列ではいずれとも判定が不能.上記の事実から各元素の毒性に対する水稲の感受性はその生育時期で異なると推定.

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