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J-GLOBAL ID:201602003684161055   整理番号:71A0366189

荷電粒子衝撃による放射性核種製造に用いられる量と単位

Quantities and units used in the production of radionuclides by charged particle bombardment.
著者 (2件):
資料名:
巻: 22  号:ページ: 269-270  発行年: 1971年 
JST資料番号: C0201A  ISSN: 0020-708X  CODEN: IJARAY  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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現在,荷電粒子衝撃で生ずる放射性核種の収率を表現する用語で一般的に賛同されているものがない。断面積は,粒子エネルギー大きく依存するので十分でなく,その測定もあまりなされていない。最も普通用いられているものに,いわゆる「厚いターゲットでの収率」Yがある。厚いターゲットとは,当の核反応のしきいエネルギー以下の粒子エネルギーが減衰させられるのに必要な厚みよりも少くとも厚いものを意味する。YはmCi/mAhとかμCi/μAhで表わされ,mCi/kWhも提案されている。(しかしY量は,半減期対照時間の関係,すなわち飽和係数によって動くこと,照射中のターゲットの蒸発による損失に関係する点で欠陥がある。その損失は,照射効率係数εで示され,照射条件でひどく変動する。最近までこれは無視されていた。そのため厚いターゲットのデータと,単純に照射時間や平均ピーム強度とを相乗するわけには行かない。その他粒子の荷電数,最大エネルギー,ターゲット核種と存在比,化学形,生成核種などもY値の観測に影響を及ぼすから規定しておかぬばならない。そこで1969年オックスフォードでのICUCでは,飽和係数やεに無関係な数量として,生成率Rを定義した。これは,飽和に達するまでの時間を単位時間として,その間に特定エネルギーで特定電荷の粒子の特定個数で生じた目的放射性核種の放射能と定義され,壌変数/s/μAの単位で示すこととなった。しかしなお,さらに良い表現法を検討することになっている(品川むつ明)
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