抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ラットを加熱すると,蒸発により冷却するためにだ液せんが拡張する。38°C以下の外界温度に対しても,体温調節をおこなうために,舌下せん,がっ下せんの機能は正常に働く。しかし,こ索神経の両側破壊,舌下がっ下せんの副交感神経を破壊すると,高い外界温度に対する耐性が失われる。また,こ索神経は傷つけないで,視床下部を破壊すると,だ液からの水分蒸発はおこなわれない。末しょう血管拡張のような,ほかの熱損失機構も働かない。以上の結果より,体温調節に視床下部が重要な働きを示すことを結論;写図5表1参20