抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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原子の電子配置および化学的性質から,アクチニド元素という概念は適当でなく,トリウムを先祖としたトリオニドという分類の方がランタニドとの類似性をあらわす分類としてふさわしいということを,以下の事実に基いて主張。(1)LaとThの類似性:電子配置が5d
26s
2および6d
27s
2であること。原子半径と原子番号の関係曲線において相似の位置にあること。(2)酸化状態における対応性:ランタニドはLaの3価を引きついでいるのに対応して,トリオニドではThに特有の4価がむしろ3共通状態であると考えた方がよい