抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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最近の技術的進歩により,高分解能中性子捕獲ガンマ線スペクトロスコピーの方法を分裂性標的に適用することが可能となった。中性子反応に続くガンマ線スペクトルの,捕獲と核分裂の成分はいくつかの方法で区別できる。しかし,それらの中で最も有力なのは,捕獲一分裂比が広く変化している種々の共鳴からのスペクトルを調べることである。BNLの高中性子束ピーム原子炉における,熱外領域で
235Uと
239Puについて行われた研究が述べられている。高,低エネルギーの放射線を含む測定と,放射能研究の結果が結びつけられ,残留核の構造が確立される。最終状態のスピン,パリティが知れれば,これらの状態を占める高エネルギー遷移が核分裂共鳴のスピン決定をより確かなものにするであろう