抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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繊維の破壊現象を1)断面をよぎる分子鎖すなわち1次結合の切断と,2)すべり面に沿った2次的な結合の破壊とにわけて考察した。破壊の型は高分子の型.温度.結晶化度酒己向度などによって変化する。1)が支配的であるナイロンのような場合にでも繊維の強度は分子鎖の強さだけで一義的には決まらない。巨視的な耐荷重能の大きさは配向度の低い領域における接合鎖(tiechain)に沿った方向の荷重の分布と密接な関係にあることを,ナイロン繊維の例で示した。またナイロンとPET繊維の破壊の際にみられる分子挙動の差異について論じた;写図4表1参21