抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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慢性非結核性呼吸器感染症における抗生剤療法例につき抗生剤のかったん中濃度(I),血中濃度(II)を検討.クロラムフェニコール(III)ではIが測定不能,テトラサイクリン(IV),エリスロマイシン(V)ではIがIIの半分程度.IおよびIIと臨床効果との関連は不明僚.Iはのう性たんでは粘液性たんより一般に高値.マウスに抗生剤を経口・筋注・経鼻投与した例では,III,Vは経鼻滴下時の肺濃度が低く,IV,カナマイシン(VI)では高い肺濃度を観察.マウスにKlebsilla経鼻感染後の抗生剤治療による肺菌数の消長は,IVで筋注・経鼻・経口の順に菌数減少効果が大。VIでは筋注・経鼻で明瞭な差なし.本領域感染症における化学療法の効果はIIの測定により最小発育阻止濃度との関連で予測し得ると推定:参5