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J-GLOBAL ID:201602003808001787   整理番号:70A0372828

抗生剤のかったん中および血中濃度の呼吸器感染症治療における意義

著者 (3件):
資料名:
巻: 18  号:ページ: 252-258  発行年: 1970年 
JST資料番号: F0608A  ISSN: 0009-3165  CODEN: NKRZAZ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN) 
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慢性非結核性呼吸器感染症における抗生剤療法例につき抗生剤のかったん中濃度(I),血中濃度(II)を検討.クロラムフェニコール(III)ではIが測定不能,テトラサイクリン(IV),エリスロマイシン(V)ではIがIIの半分程度.IおよびIIと臨床効果との関連は不明僚.Iはのう性たんでは粘液性たんより一般に高値.マウスに抗生剤を経口・筋注・経鼻投与した例では,III,Vは経鼻滴下時の肺濃度が低く,IV,カナマイシン(VI)では高い肺濃度を観察.マウスにKlebsilla経鼻感染後の抗生剤治療による肺菌数の消長は,IVで筋注・経鼻・経口の順に菌数減少効果が大。VIでは筋注・経鼻で明瞭な差なし.本領域感染症における化学療法の効果はIIの測定により最小発育阻止濃度との関連で予測し得ると推定:参5
引用文献 (5件):
  • 1) 三瀬貞博 : 喀痰中における抗生物質濃度におよぼす各種喀痰融解剤の影響. Chemotherapy 14 (5) : 381-391, 1966
  • 2) 北本治・深谷一太・早川道夫・吉田文香・金子康男 : 薬剤感受性とその臨床効果との関連性についての検討, 非結核性呼吸器感染症において. Chemotherapy 13 (6) : 448-451, 1965
  • 3) 戸塚忠政・小俣隆・高須邦夫・勝又昭司 : 肺化膿症の診断と治療. 綜合臨床11 (3) : 475-484, 1962
  • 4) 西川雅美 : 気管内注入療法に関する研究. 日本胸部疾患学会雑誌2 (5, 6) : 331-351, 1965
  • 5) 北本治・深谷一太・橘田晃・川島明・本間久枝 : 抗微生物剤の生体内動態に関する研究, カナマイシンについて. J. Antibiotics, Ser. B 15 (1) : 1-6, 1962
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