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J-GLOBAL ID:201602003808550179   整理番号:66A0326121

不織布の老化(II) 水分による黄変

著者 (1件):
資料名:
巻: 17  号:ページ: 165-168  発行年: 1966年 
JST資料番号: F0763A  ISSN: 0449-9069  CODEN: KGZAA7  資料種別: 逐次刊行物 (A)
発行国: 日本 (JPN) 
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白色不織布を90%R.H.中に保存すうと,30%R.H.中に保存した場合より黄化度(A),引張強伸度(B),防しわ度(C)の低下が大きくなる傾向が認められた.90%R.H.中保存で生ずるA,B,C低下の度合は,耐光性の小さいbinder使用の不織布でことに明らか.保存中の水分の多少によるAとBおよびC低下率の間に明らかな相関がみられ,黄化現象はbinberの化学変化によると思われる.NBR系latexのfilmは100%R.H.中で0%R.H.中におけるよりAが著しく,アクリレート系latexのfilmでほとんど差違を認めない.不織布が高湿度中で黄化される現象は,アクリルニトリル・ブタジェンの共重合体が酸化作用て着色物質形成の際,水分の存在で反応が促進されるためで,-CNに関係のあるものと思われる.
引用文献 (2件):
  • 1) 佐成郁子 : 家政学雑誌、13、405 (1962)
  • 2) 出野清光 : 染色加工講座、2、310 (1948)
タイトルに関連する用語 (4件):
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