抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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白色不織布を90%R.H.中に保存すうと,30%R.H.中に保存した場合より黄化度(A),引張強伸度(B),防しわ度(C)の低下が大きくなる傾向が認められた.90%R.H.中保存で生ずるA,B,C低下の度合は,耐光性の小さいbinder使用の不織布でことに明らか.保存中の水分の多少によるAとBおよびC低下率の間に明らかな相関がみられ,黄化現象はbinberの化学変化によると思われる.NBR系latexのfilmは100%R.H.中で0%R.H.中におけるよりAが著しく,アクリレート系latexのfilmでほとんど差違を認めない.不織布が高湿度中で黄化される現象は,アクリルニトリル・ブタジェンの共重合体が酸化作用て着色物質形成の際,水分の存在で反応が促進されるためで,-CNに関係のあるものと思われる.