抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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冷間圧延工場から排出される動物油脂を含有する排水が,付近の海域の魚貝類に対して着臭の原因になるか否かを,実験室的に6人の測定者により試食し異臭の有無を検討した.その結果は,冷延含油排水の海水への着臭はn-ヘキサン可溶分10ppmで認められた.冷延含油排水および圧延油の魚貝類への着臭は30ppmで認められ,腐敗させた圧延油ではn-ヘキサン可溶分10ppmで着臭は認められない.以上より,冷延油排水中の動物油脂が環境水中より魚体内へ移行し,魚体の異臭化が起るという条件は見いだし難い:参5