抄録/ポイント：
抄録/ポイント
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1964年は世界の化学工業にとって良好な一年であった。米国とフランスが10%,ドイツは14.7%,日本が17%とそれぞれ前年より成長した。これら米.英ドイツ,フランス,ソ連などの主要化学国の生産が世界の80%をしめ,810億ドルを生産したので,全世界では1000億ドル以上になる。58-61年までの成長率は鈍いが,その後は再び高くなっている。特にソ連,日本と“その他”との一括された諸国の成長が著しいが,特に“その他”の国々の世界生産に占める比率は60年以来年々増大している。化学貿易においては,化学生産におけるよりも西欧の占める比率は大きく,世界化学貿易での西欧の割合は,63年の54.7%から64年には59.4%に増大した;表7
