抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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MO-P
2O
5系ガラス中に残存する水分のガラス構造中での化学結合状態を,ガラスのIRスペクトルと“An-tibranching Rule”を主としたVan Wazer理論に基づいて考察後,ガラス特性値(密度,屈折率・転移点,熱膨張)に対する残留水分の影響を検討.構造と物性の考察には,水分を考慮した組成パラメータ((MO+H
2O)/P
2O
5比,R
MH)が重要で.水分の減少にともない密度,屈折率が減少する.H
2O/P
2O
5比が一定の試料についてその密度と屈折率をRMHに対しプロットした曲線ではR
MH=1の組成でMgO-P
2O
5系ガラスははげしい不連続的急変をみせ,CaOrP
2O
5,CdOrP
2O
5系ガラスでは単なる屈曲点を生じた.この現象から,含水りん酸塩ガラスの組成変動に伴う構造変換に対してはH
2Oをも考慮に入れたR
MHが決定的な組成パラメータであることがわかる:参24