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J-GLOBAL ID:201602003853449705   整理番号:68A0324944

MO-P2O5系ガラスの赤外線吸収スベクトルとその物性におよぼす残留水分の影響

著者 (3件):
資料名:
巻: 76  号: 870  ページ: 36-50  発行年: 1968年 
JST資料番号: F0382A  ISSN: 0009-0255  CODEN: YGKSA4  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN) 
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MO-P2O5系ガラス中に残存する水分のガラス構造中での化学結合状態を,ガラスのIRスペクトルと“An-tibranching Rule”を主としたVan Wazer理論に基づいて考察後,ガラス特性値(密度,屈折率・転移点,熱膨張)に対する残留水分の影響を検討.構造と物性の考察には,水分を考慮した組成パラメータ((MO+H2O)/P2O5比,RMH)が重要で.水分の減少にともない密度,屈折率が減少する.H2O/P2O5比が一定の試料についてその密度と屈折率をRMHに対しプロットした曲線ではRMH=1の組成でMgO-P2O5系ガラスははげしい不連続的急変をみせ,CaOrP2O5,CdOrP2O5系ガラスでは単なる屈曲点を生じた.この現象から,含水りん酸塩ガラスの組成変動に伴う構造変換に対してはH2Oをも考慮に入れたRMHが決定的な組成パラメータであることがわかる:参24
引用文献 (34件):
  • 1) H. Salmang and A. Becker, Glastech. Ber. 5, 520 (1928).
  • 1) H. Salmang and A. Becker, Glastech. Ber. 6, 625 (1929).
  • 1) H. Salmang and A. Becker, Glastech. Ber. 7, 241 (1930).
  • 2) R. H. Dalton, J. Am. Ceram. Soc. 16, 425 (1933).
  • 2) R. H. Dalton, J. Am. Chem. Soc. 57, 2150 (1935).
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