文献

J-GLOBAL ID：201602003873685448   整理番号：64A0273979

Al-Zn-Mg-Cu合金における巨大クロム金属間化合物

著者 (2件)： 馬場義雄 ,  寺井士郎
資料名： 日本金属学会誌  (Journal of the Japan Institute of Metals and Materials)
巻： 28  号： 2  ページ： 102-107  発行年： 1964年 
JST資料番号： G0023A  ISSN： 0021-4876  CODEN： NIKGAV  資料種別： 逐次刊行物 (A)
発行国： 日本 (JPN) 

抄録/ポイント： Al-5.5%Zn-2.5%Mg-1.6%Cu合金の耐応力腐蝕性を低下させることなく巨大クロム化合物の発生を防止することについて研究.(1)Cr含有量が0.23%以下の場合巨大クロム化合物の発生は抑制される.Mn>0.3%,Fe>0.3%,Ti>0.05%の添加は化合物の発生を助長する.(2)0.2~0.3%Zrの添加はAlマトリックス中へのCrの固溶度を増加させるため巨大クロム化合物の発生を防止する.(3)Cr0.2%,Zr0.1%を含むAl-Zn-Mg-Cu合金はクロム巨大化合物を発生せず耐応力腐蝕性がある.

タイトルに関連する用語 (2件)： クロム ,  金属間化合物