抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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青江,宮川,井関の3系統を選定し,普通温州と比較したところ原果汁の比重,糖,酸,ビタミンC,全カロチノイド,フラバノン,窒素および灰分などでは大差なく,脱皮した果肉中のヘスペリジン含量は普通温州より少く,フラボノイド含量と相関しなかった.セルローズ分解酵素によるじょうのう膜および砂じょう膜の分解程度は,普通温州より分解され易く,青江が最も分解され易かった.青江のブロークン率が最大で,宮川,井関,普通温州の順であり,ペクチン組成との間に相関が認められなかった.シロップづけかん詰の製造試験の結果,青江の開かん固形量が最も少く,宮川,井関は普通温州より多かった.また,シロップ透明度は清澄であった.