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J-GLOBAL ID:201602003988600624   整理番号:70A0377976

豆類の冷害I低温下の窒素供給条件がダイスの結さや,稔実に及ぼす影響

著者 (2件):
資料名:
巻: 39  号:ページ: 156-163  発行年: 1970年 
JST資料番号: G0811A  ISSN: 0011-1848  CODEN: NISAAJ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN) 
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冷害危険期と考えられる開花期前後の低温の結さや,稔実に及ぼす影響が,窒素の供給条件によってどう変るかをダイスについて検討(低温処理は15°C,30日間。処舞時期は3時期).さや数は低温処理によって多N条件では著しく減少するが,少N条件では減少程度が少ないか,むしろ増加する.低温処理は,多N条件は障害を受け易い時期の花の結さや率ならびに稔実歩合を低下きせる方向に働くが,少N条件では低温の影響は少ない.そして,結さや率の低下がさや数の減少の主因となるのは,多N条件の場合だけである.しかし,一般に,多N条件では開花期間が長く,花数も多いので,低温障害を受け易い時期を除けば,少N条件よりさや数が多くなる.また低温処理時に多N条件から少N条件にすれば稔実歩合を上昇させる方向に働くが,少N条件から多N条件にすれば逆の方向に働くとした:参3
引用文献 (3件):
  • 1.藤村利夫•藤田勇1959.窒素用量ど燐酸•加里との関係並びに高温年と低温年の対比について北農 26 (2) :3-7.
  • 2. HOWELL, R. W. 1960. Physiology of the Soybean. Advances in Agronomy 12.: 265-310., Academic Press.
  • 3.山本正•他 1966.豆類冷害の作物生態的解析.昭和39年北海道冷害調査報告. 161~180.. 農林省農林水産技術会議事務局.
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