抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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P.V.Cの溶接部の強度に悪影響を及ぼす欠陥を非破壊的に検出する方法として,X線透過検査および浸透検査法を適応してみた.その結果によればPVCのX線透過能力はAlのそれと殆んど近似しているので軽合金溶接の検査と同様に40~50kVのX線を使川し,極微粒子フイルムが適しており,透過度計としてAlの透過度計を用い,これによる識別度にある係数を乗じてPVCの識別度とし得ることを明かにした.また浸透探傷については浸透液の僅かの改良を金属用浸透液に必要なことを指摘した.次に欠陥像と強度の関連性に関する実験を主として静的引張試験に限ったが,強度に最も大きく影響する融合不良の検出が最も困難であり,しかもその欠陥の出現率が非常に高いので,金属部の溶接と異なり結局現在の非破壊検査そのままでは大きな威刀は発揮されない.しかし融合不良以外の欠陥に対してはX線透過検査は有効であった.