抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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放射性核種が生物圏に放出され,農作物を汚染した場合のこれの飲食による内部被ばく線量の算定法を研究した。この方法は,核攻撃後の汚染がもたらす内部被ばくの評価法としても用いられる。PIの種類としてはFPのみでなく
3H,
14C,
22Na,
55.59Fe,
57.58.60Co,
65Zn,
134Cs,
237U,
239Npなどの核爆発による,装置あるいは環境物質の放射化生生成も考えた。現在までに得られている所の,植物による大きいおよび小さい2種の粒子についての蓄積のデータ,食物の摂取量のデータなどから,核攻撃直後および放流圏からの降下が最大となる期間の両方について,食物の汚染度とこれらの飲食による(あるいはミルクや肉の摂取を通して)予託線量を推算し,全身,骨,甲状せんに与へる線量として表にしめした。また線量の算定に及ぼすいろいろな要素について検討した(赤石準)