抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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多くの点でPhillipsのモデル(1954年)と同じである2層傾圧系における有限振幅波動を調べ,波動の振幅を表わす平衡方程式が,十分な減衰が存在する場合以外には,Stuart(1960年)とWatson(1960年)が与えた非振動型の式にはならず,平衡した有限振幅状態が平均値の周囲を振動することを示した。減衰がわずかである場合には,傾圧波の最終状態と平均流の両方の強度が振動する。基本モデルはまだ確定的ではないが,得られた有限振幅振動はHide(1953年)の円環実験で観測された長期動揺や大気大循環の指数を示唆している;写図5参10