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J-GLOBAL ID：201602004052743861   整理番号：71A0379161

抗炎症剤の赤血球膜安定化作用 II 紫外線照射によるイヌ赤血球の溶血現象と脂質過酸化,抽出脂質の脂質過酸化物生成および紫外線照射脂質による溶血に及ぼす影響

著者 (2件)： 藤平栄一 (大正製薬(研)) ,  小友進 (大正製薬(研))
資料名： 薬学雑誌  (Journal of the Pharmaceutical Society of Japan)
巻： 90  号： 11  ページ： 1355-1362  発行年： 1970年 
JST資料番号： F0508A  ISSN： 0031-6903  CODEN： YKKZAJ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN) 

抄録/ポイント： UV照射によるイヌ赤血球の溶血と脂質過酸化物(I)の生成,赤血球抽出脂質の過酸化およびUV照射抽出脂質による溶血の現象を調べ,それらへの抗炎症剤の作用を比較した.赤血球は60分照射で溶血しIを生成.抽出脂質のTBA値は増加し,照射液は血管透過性をこう進した.7.5×10^-4Mでメフェナミン酸,サリチル酸,オキシフェソブタゾン,アミノピリン,クロロキン,ベタメタゾンはUV溶血,脂質過酸化を平行して抑制し,フルフェナミン酸はIの生成を抑え,アスピリンは溶血を顕著に抑制した.フェニルブタゾン,アミノピリン,フルフェナミン酸などは抽出脂質の過酸化を抑制したが,サリチル酸,メフェナミン酸,ベタメタゾンはI生成を促進した:参30

タイトルに関連する用語 (11件)： 抗炎症剤 ,  赤血球膜 ,  安定化作用 ,  紫外線照射 ,  イヌ ,  赤血球 ,  溶血現象 ,  脂質過酸化 ,  脂質 ,  脂質過酸化物 ,  溶血