抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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京都大学の会田.岡本は日本の主要炭鉱の約50種類の石炭試料について切削抵抗の基礎実験を行なって,刃物の切削深さ,切削幅,すくい角および迎え角,切削速度,石炭の圧縮強さ,押込み硬さなどと切削抵抗との関係を検討し,さらに地圧が石炭の採掘しやすさにおよぼす影響についても考察した。この実験結果から,主切削抵抗力Pと切込み深さtとの関係をP=a.tbなる式によって表わし,切削指数aは主として石炭の性質に関係し,切削指数bは主として刃物の形状によって変化することを見出した。さらにドロップシャッタテストを行なってフライアピリティを求め,これと切削抵抗との関係を明らかにした;図2参9