抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
血液透析用のセルロース膜は,まだ透過性と強度に改良すべきものがあり,本報では強度の改良と開発の基準について論じた。開発の基準は,1)血液との適合性,2)透過性と選択性,3)強度である。1)は毒性のないもの,2)は強度を犠性とすると透過性が増すが,膜の厚みと補強材に関連する。カプロハンと補強膜の比較で正常の血液の流量と尿素,クレアチン,尿酸の除去量では,最も良い補強膜で,カプロハンのそれぞれ67,75.75%である。3)強度はカプロハンと比較すると約4倍である。最終目標は透過性を増大することと,安価に小型にすることである;写図12表2参7