抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
芳香族アミン-過酸化水素系における金属イオンの接触作用について検討し,炭酸塩溶液中におけるマンガン(II)の接触作用をキレート滴定の指示系とマンガンの定量法を確立.既知濃度のEDTAを含む0.4mol/l炭酸塩溶液50mlに指示系として0.2%p-フェネチジン3ml,3%過酸化水素1mlを加え,マンガン(II)溶液で滴定.滴定終点ではアミンの接触酸化がすみやかに進行し,溶液は濃い燈色を呈した.滴定結果は通常の金属指示薬を用いる方法と一致した.また,逆滴定法によって,亜鉛,カドミウム,水銀および鉛の定量も可能.接触指示薬について検討し,p-アニシジン,o-フェネチシン,o-アニシジン,o-トリジンなども適用可能なことを示した:参19