抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
約5×10 5mmHgの真空で,1000~1500°Cの温度で1h還元することによって,ルチル(TiO,)中に導入された格子欠陥を電子スピン共鳴(ESR)によって研究した。観測された三種の格子欠陥すなわちC中心,X中心およびW中心について,g値ならびにスピン濃度の還元温度依存性を調べた。C中心に関する結果は従来の結果とよく一致し,本研究で新しく見い出されたX中心およびW中心については,前者は正常格子位置のTi“+イオンが平行なスピンをもつ二個の電子を捕獲してTi2+になったものであり,W中心は酸素イオン空格子点が一個の電子を捕獲したものであると解釈される;写図3表1参10