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J-GLOBAL ID:201602004127866239   整理番号:71A0375438

ウシ耳下せん抽出物(パロチン)のウサギにおける血清カルシウム低下への影響

著者 (5件):
資料名:
巻: 18  号:ページ: 235-242  発行年: 1971年 
JST資料番号: F0625A  ISSN: 0013-7219  CODEN: ECJPAE  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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パロチン静脈内投与後,2時間で低カルシウム血症が見られ,4時間で最高,10時間で正常値に回復する.これはチロカルシトニン(T),アドレノコルチコトロピン(A)による経時的な低カルシウム血症の誘発変化と異なり,パロチンの効果はT,Aの分泌を誘発するのでも,上皮小休ホルモンの分泌抑制の結果でもない.低カルシウム血症の程度は全カルシウム量,また滴定可能なカルシウム量で検定しても同じだが,血清カルシウムイオンはパロチン投与で影響はない.以上よりパロチンは上皮小体,カルシトニン系には関係なく,血清のカルシウム結合能を低下させるものと推定される

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