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J-GLOBAL ID:201602004195573860   整理番号:62A0186197

イオン化放射線と高分子

Rayonnements ionisants et hauts polymeres.
著者 (1件):
資料名:
ページ: 71-77  発行年: 1960年 
JST資料番号: Z0000A  資料種別: 不明
記事区分: 文献レビュー  発行国: その他 (ZZZ) 
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放射線の高分子に対する作用の一般的紹介である。1.放射線の単位と種類:放射能の単位,放射線の種類,エネルギーの単位,G値,等を説明。2.反応のメカニズム:基礎反応,グラフト,ブロック重合,架橋型,分解型ポリマ,酸素の作用等の説明。3.例1.ポリマの固相照射:a)ポリエチレンの照射架橋による変性,特に照射時の温度を上げた効果,特に興味があるのは中空体の真空成型が容易になることである。架橋剤を加えて照射するセコイヤプロセス,分子量を低下させるエッソ法等も紹介する。b)ゴム加硫の研究が多いが照射量が高いのが難点である。これを解決するのに種々の増感剤が研究されている。シリコンゴム,ふっ素ゴムは比較的所要線量が低い。例2グラフト共重合体:a)ポリマとモノマを共存させて照射する方法,膨潤,溶解で均一にグラフトする場合,表面または内部に層状のグラフFを作る場合,エマルジョングラフト,b)前照射法によるグラフト。実例としてはPVC-ANで軟化点が上り,PE-MMAで硬い透明無定形物が得られ,PMMA-ANで透明性は失おれず不溶性になる等がある。フランスではNobel社が酢酸セルロースに酢ビをグラフトした製品をコバルト線源を用いて製造している;図2表2参16(松本昭)
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