抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ジアゾ酢酸エステル,ジアゾマロン酸エステルのポリクロルメタン溶液に高圧水銀灯を照射,反応させた後,生成物をGCにより分取し,そのNMR,IRおよび元素分析から構造決定を行ない,分解機構を検討.その結果,いずれの場合も主生成物はジアゾ化合物から生じたカルベンがC-Cl結合に挿入した型の生成物を40~60%の収率で得た.しかし過酸化ベンゾイル存在下ではカルベンが多量化したと考えられるものが生成し,挿入型生成物は得られなかった.これから光分解における挿入型生成物の生成機構は,ジアゾメタンの場合のような遊離基連鎖機構ではないことが明らかとなった:参14