抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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中性子放射化によって生じた
46mSc(19.5秒)と
165mDy(1.25分)についてγ線スペクトロメトリーを行ない,非破壊試料中の微量のScとDyとの同時定量をした。試料(3~80mg)に4×10
10n/cm
2/secの中性子を30秒間照射し,10秒冷却ののち30秒間計数し,つぎに30秒間冷却してさらに30秒間計数を行なった。計数には256チャネル波高分析器と2in厚さの井戸型NaIシンチレーターを用い,第1回,第2回の計数にそれぞれ128チャネルづつを使用した。このようにして得られたγ線スペクトラムから,γ線エネルギーと半減期を求めて核種の同定を行ない,光電ピークの高さを標準試料と比較して定量を行なった。本法によって得られた分析値の変動係数は,Scで約4%,Dyで2~9.5%である。合成試料および鉱石類について分析した結果が表に示してある;表3(西連寺)