抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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In
+,Sn
2+,Tl
+,Pb
2+(いずれも最外殻電子配位が(S)
2という重金属イオン)を10
16~10
18個/cm
3添加し活性化したNaCl,KCl,KBrけい光体の吸収スペクトル,励起スペクトルを種々の温度で真空紫外領域まで測定し,上記重金属イオンとハロゲン化アルカリの(KBr:Pbを除く)すべての組合せでKCl:TlのA,B,C,D帯に対応する吸収帯を見出し,これらA,B,C帯の位置と,C帯対A帯の双極子強度比はSugans理論を支持している.さらに,NaCl:PbとKCl:Pdとで電子移動に起因すると考えられる新しい型の吸収帯(D′帯)がC帯の高エネルギー側に見出された.また,インジウムとすずで活性化したけい光体のA帯,すずと鉛で活性化したけい光体のC帯の多重構造を詳しく測定し,格子振動による対称性の低下が構造の原因ではないかと結論した.