文献
J-GLOBAL ID:201602004315240436   整理番号:66A0291329

トリウムとその最大許容濃度

Thorium and its MPCs.
著者 (2件):
資料名:
ページ: 4100-9621-16  発行年: 1965年 
JST資料番号: Z0000A  資料種別: 不明
記事区分: 文献レビュー  発行国: その他 (ZZZ) 
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
新たに分離された天然トリウム中に1 ppmの230Thが含まれているとα放射能は8.8%増加し,5.5 ppm含まれている場合には約50%増加する。大抵の場合230Thの寄与は全放射能の10%以下である。しかしながらICRP,NCRP,AECでは空気中の最大許容濃度を230Thに対して,天然トリウム,232Thよりも制限している。それはΣE(RBE)が230Thについては46であるのに対し,天然Thでは300になるからである。(MPC)a について工場でこの値を直ちに適用することが困難なために5年という期限をつけて,仮の値をきめたが,その適用についてICRP,NCRP,AECの聞に若干の違いがある。また体内に入ったトリウムは,体液のpHでは直ちにその場所で沈殿するので,吸入されたトリウムは可溶・不溶の別を問わず,肺に存在するから,骨は決定臓器にはならない。これらの事を考慮に入れて,新しいMPC値が決定せられべきである;図1表6(岡林 弘之)
タイトルに関連する用語 (2件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る