抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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原子炉からの中性子による放射化分析で,1%のコバルトを含むアルミニウム合金を中性子モニタとして用い,放射化された核種の量をγ線の絶対測定から算出し,核反応断面積と半減期の文献値を用いて試料中の目的元素の含有量を求める方法が,どの程度の誤差をともなうかを検討した研究.γ線の絶対測定は,フォトピークに対するγ線全体の比をエネルギーの関数として求めておき,フォトピークの面積から壊変数を算出する方法で行い,これについての方法と考察がくわしく述べられている.この分析方法で得られた結果が,実際に存在する量から±10%以内の誤差で一致するものとして,Ba,Cl,Co,Cu,Ga,Hf,Fe,Mn,Ag,Naの分析例があげられている.±10~20%の誤差を与えるものにAs,Cr,Csの例があげられている.これらの誤差の原因についての考察が行なわれているが,明確な結論は得られていない;図9 表1 参24