抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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1963~1965年にレタスの施肥方針を明らかにするため,葉数型ワイヤヘッドあるいは葉重型グレートレーク54を使用して砂耕実験した結果,窒素.りん酸.かりの時期別欠除では葉の分化は窒素とりん酸が関係し,かり影響は認められない.生青初期の窒素・りん酸欠除ほど葉の分化か阻害され,葉重増加,球発達で三要素が関係し,中でも結球開始期の窒素,かりの欠除影響は著しく,球充実ではかり影響が大ぎい.生育を順調にするには初期より肥料をきかせる必要があるが,培養液濃度は薄くても濃すぎてもよくなく,その好適濃度は電気伝導度(EC)で2mΩぶあった(キュウリは3.5mΩ).葉の分化に対する窒素.りん酸.かり濃度の好適比率は4:3:2(200:150:100各ppm)で,葉の肥大に対しては2:1:2(200:100:200各ppm)て,結球開始前はかりに対し窒素・りん酸が多いのに,結球開始後は逆にかりと窒素が同じ割合で,りん酸が少くなった.レタスの生育に及ぼす硝酸態窒素とアンモニヤ態窒素との比率は夫々6:4で最良で,アンモニヤ態窒素による生育障害はかりあるいは石灰の増施によって減少.