抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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前報(本誌,19,486,′70)において熱酸化重合油をけい酸クロマトグラフィーを用いて3区分に分別し,その有毒成分は第III区分に濃縮されることを報告した.本報告においては,第III区分をグリセリドのままさらに分別し,有毒成分の濃縮を試みその構造を検討した.元素分析の結果と有毒成分のいくつかの特性から,有毒成分はその分子1個につき2個のカルボニル基,2個の水酸基および1個のエポキシド基を有し,IR,NMR,分子量決定などから,グリセリドダイマーであることを認め,またアルデヒド.環状構造を含まないことを推定した.有毒成分を脂肪酸メチルエーテルとし分子蒸留で脂肪酸モノマーをダイマーに分別し,後者は脂肪酸間結合はC-C結合であると推定:参7