抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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キログラム量のカナダおよびアフリカ産ピッチブレンド中から塩素を分離し,その比放射能を測定し,それぞれ(7±1)dpm/1gClおよび(4±1)dpm/1gClの値を得た。この値と次式を用いて計算した誘導核分裂と自発核分裂の比の値はそれぞれ0.19および0.33である。R=I/S=ATX(∂f)235/13800ln2・35N(σa)35Rは誘導核分裂の数(I)/自発核分裂の数(S),AはClの比放射能,Xは鉱物中の塩素含量(%),Tは
238Uの目発核分裂の半減期,
35Nおよび
235Nはそれぞれ鉱物1g中の
35Clおよび
235Uの原子数,(σa)
35は
35Clの熱中性子吸収断面積,(σf)
235は
235Uの熱中性子核分裂断面積をあらわす。ただし計算には(σa)
35=44b,(σf)
235=590b,T=4.2×10
21mimの値を使用した。ピッチブレンド中の
36Clが雨に由来するものでないことを
90Srの放射能の測定によって示した;図1表を参16(長沢)