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J-GLOBAL ID:201602004452988650   整理番号:61A0163851

ピッチブレンド中における誘導核分裂と自発核分裂の比および放射性塩素の天然の存在について

The ratio of induced fission vs.spontaneous fission in pitchblende and natural occurrence of radiochlorine.
著者 (2件):
資料名:
巻: 16  号: 1/2  ページ: 1-70  発行年: 1960年 
JST資料番号: C0301A  ISSN: 0022-1902  CODEN: JINCAO  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR) 
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キログラム量のカナダおよびアフリカ産ピッチブレンド中から塩素を分離し,その比放射能を測定し,それぞれ(7±1)dpm/1gClおよび(4±1)dpm/1gClの値を得た。この値と次式を用いて計算した誘導核分裂と自発核分裂の比の値はそれぞれ0.19および0.33である。R=I/S=ATX(∂f)235/13800ln2・35N(σa)35Rは誘導核分裂の数(I)/自発核分裂の数(S),AはClの比放射能,Xは鉱物中の塩素含量(%),Tは238Uの目発核分裂の半減期,35Nおよび235Nはそれぞれ鉱物1g中の35Clおよび235Uの原子数,(σa)3535Clの熱中性子吸収断面積,(σf)235235Uの熱中性子核分裂断面積をあらわす。ただし計算には(σa)35=44b,(σf)235=590b,T=4.2×1021mimの値を使用した。ピッチブレンド中の36Clが雨に由来するものでないことを90Srの放射能の測定によって示した;図1表を参16(長沢)

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