抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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塗装の作業時間短縮のためエアレス塗料吹付け法が開発された。この方法の経済性を示すため,はけ塗り法との比較が行なわれた。塗料240kgを塗るのにはけ塗りは128MH,エアレス法は8MHであった。エアレス吹付け法は従来の塗装法の代りになるのではなく,それを補う方法である。エアレス法は大面積に厚塗りするのに適し,けい酸亜鉛塗料,2成分塗料,高い表面張力をもつ塗料には不適当である。塗料の粘度は比較的高く,溶剤が少く,塗料の分布が良好なのが特徴である。装置の最も重要な構成部分は微粒化ノズルで,最高精度で製造される。塗装の際静電気がおこるので注意を要する;写図2