抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ウサギの新鮮な筋肉および4°Cで熟成した筋肉から調製したミオフィブリル(I)のATPアーゼ活性を測定した.IをホモゲナイザーにてこわすとMg-ATPアーゼ活性は増加し,活性のイオン強度依存性も変化した,またIのMg-ATPアーゼ活性は筋肉の貯蔵によって急増するばかりでなく,イオン強度依存性も大きくなった.Iの懸濁液のKCl濃度を0.16Mから0.6MにしたのちMg-ATPアーゼ活性はと殺直後および硬直期の筋肉の場合には著しく増加したが,熟成した筋肉のIの場合にはわずかしか増加しなかった.これらの結果から,Iは筋肉貯蔵中に構造が変化し,ATPによる変化をうけやすくなるものと結論した:参31