抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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クロラチジン(I)は10-(β-ジェチルアミノプロピオニル)の2-クロルフェノチアジンで新しい鎮けい剤の一つ。イヌの冠状血管硬化時1を2-5mg/kg投与すると冠状血流は高まる。ウレタン麻酔した場合にIの血管拡張作用が最も明らかになる。多くの場合心電図には変化がない。動脈血圧の変化はIの静注直後だけ認められる。静注時神経興奮症状が認められるが,顕著な副作用はない