抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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Al-Cu系多相拡散層中のAl固溶体の相互拡散係数を測定した.実験は99.99%の純Alと99.99%の無酸素銅による拡散対を用いて行なった.濃度一距離曲線はX線マイクロアナライザーによってCuKα線を用いて求めた.得られた濃度-距離曲線を最小二乗近似法によって多項式に表わし,電子計算機を用いて数値計算し,拡散係数を算出した.測定結果からつぎのことが明らかとなった.(1)Al固溶体での相互拡散係数は組成に依存しており,Cu濃度が増加するにつれてその値は減少し,濃度が低くなるにつれ,その傾向が顕著になる.(2)相互拡散のための活性化エネルギーはCu濃度が増すにつれて大きくなり,非常に大ぎな組成依存性を示した.(3)振動数因子と活性化エネルギーとの間には非常によい直線関係が成立した:参16