抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
ペニシリナーゼ(I)生産菌Staphylococcus aureus FS-1277株から得た粗菌体外Iと各種微生物培養液とを混合,37°C10分経過後ペニシリンG(II)を添加,37°C10分反応させ80°C1分処理し,残余のII活性をS.aureus FDA209P株を検定菌として測定.II100u/mlとI5u/mlの反応液でI活性を50%阻害するI阻害活性をI単位と規定.S.gedanensis ATCC4880KA-107株に強いI阻害活性(III)を発見.IIIは培養液からD EAE-セルロース,硫安沈殿,Sephadex G-75カラムにより精製.たんぱく性物質と考えられる.ペニシリン耐性株S.aureus FS-1277株はII,III単独では生育に影響なく,I,IIIを共用すると生育が顕著に遅延.IIIは他のペニシリン群抗生物質にも有効:参3