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J-GLOBAL ID:201602004560190533   整理番号:71A0388492

粉体現象の過渡特性II 光パルス法による粉体層内の荷電担体の挙動の研究

著者 (3件):
資料名:
巻:号:ページ: 341-345  発行年: 1970年 
JST資料番号: S0129A  ISSN: 0034-5156  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN) 
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粉体層に光電導パルス法を適用して,荷電担体の挙動の過渡現象を観測する方法を説明後,アントラセン粉末についての実験結果を示した.出力信号の波形,粉末試料の移動度,光電流の温度依存性,光電流パルスの減衰にわけ解析した.光電流波形はトラップによる指数関数的減衰を示し,減衰時間(τ)あるいは捕獲定数(α)が推定された.τは電場の強さや温度による依存性はあまり顕著でなく,かつ充てん状態による変化を加圧力を変えて測定したところ,τはほとんど変化なく,粒径にほぼ並行して変化した.また,トラッピングは粒子界面で起こると推定:参13
引用文献 (16件):
  • 1) 早川宗八郎, 深見拓史, 阿部勝彦: 本誌 7, 119 (1970) (「粉体現象の過渡特性の研究 (第1報)」として, 充てん過程の特性を電気抵抗測定によって試みた.)
  • 2) 早川宗八郎: 最近の化学工学, 1966, p. 207, 化学工学協会編, 丸善 (1966)
  • 3) Koops, C. G.: Phys. Rev. 83, 120 (1951)
  • 3) 太田, 中村, 古林: 日化, 84, 537 (1963)
  • 4) Many, A. and Rakavy, G.: Phys. Rev., 126, 1980 (1962)
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