抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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1964年T-136(印度型品),種豊年早生(日本型品種)を供試し,その窒素施用時期(5時期および無施用区を加えて6区)による生育反応をポット栽培により検討した結果,窒素基肥施用または生育初期では草丈,茎数,葉数は増加し,出葉速度は早められ,出穂期は遅れる.このような傾向は印度型>日本型で,また稈長,穂数としての植物生育の増大が見られるが穂長は明らかでなく,穂重は減少する.減数分裂期およびその後の窒素施用は植物器官の生育を増大しないが,茎数は若干増加し,また減数分裂期の窒素施用は穂長,穂重が増加し,この傾向も矢張り印度型>日本型を示した.