抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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16種類のアミノ酸を単独または各種の量比で配合して純合成酒に添加し,香味に及ぼす影響を調べた,単独添加で緩衝力の強いのはアルギニン,バリン,チロシン,ロイシン,MSGであった.16種類のアミノ酸全部を組合せたものは清酒と同じ滴定曲線を示すが,アミノ酸度は清酒より大となる.ロイシン,アスパラギン酸,リジンなどとKCP,酒粕の酵素消化物とを併用すれば,一層濃味化し,かつ多量のMSGを添加しても特有のしっこい旨味を感じなくなる.