抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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病歴記録を初めとする医療記録の管理を計算機を用いて自動化する際,常に問題となることの一つに,いかにしてデータを誤りなく計算機に入力するかということがある。ここでは,フランスの教員病院精神科センターで開発した医療記録の確認システムを紹介しながら,この問題の解決策を探った。開発されたシステムは,PDP-10計算機を中心として構成されており,あらかじめ定められたチェックプログラムで簡単な誤りを訂正された医療記録を担当医がブラウン管表示装置を用いながら,計算機に対し会話型に訂正情報を与えて,最終的な修正をすることが可能になっている;写図1