抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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広い面の汚染除去は,狭い面の汚染除去と異なり,除染費用のかからない,除染ファクターも大きくない方法がとられる。この方法として,ラテックス製のはぎ取り可能なフィルムがよく使用されている。ここでは速乾性をもつプラスチックのスプレーが汚染除染に利用された。このプラスチックスプレーはポリビニルクロライド(83~85%)とビニルアセテート(15~17%)の共重合体の溶液で,10μ~1mののぞみの膜厚を作り,約3分で固化する。この膜は表面の汚染を付着させて,はぎ取ることができる。また,一方この膜は汚染防護膜として6カ月以上も有効である