抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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飛騨変成帯ではすでに70個の岩石の年代測定が行なわれているので,それらを整理した.170~190m.y.の年代値は変成作用の末期と船津花こう岩貫入時代を,220~250m.y.は主要な変成作用を指示している.この他400m.y.,350m.y.などの年代測定値もあり検討を要する.飛騨変成帯の岩石の(
87Sr/
86Sr)
0は0.705~0.708で全般に低い.これらの岩石は先カンブリア時代の地殻物に由来するとは考えにくく,上部マントノし物質に由来すると推定.上麻生の二畳系れき石の中の片麻岩れきでK-Ar年代が1,660~1,160m.y.と計算されたので,飛騨帯には先カンブリア系があることを推定:参14