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J-GLOBAL ID:201602004767258146   整理番号:65A0260152

リチウム,カルシウム,バリウムおよびストロンチウムを含むマンガン-けい素3元合金

著者 (4件):
資料名:
巻: 28  号: 10  ページ: 653-659  発行年: 1964年 
JST資料番号: G0023A  ISSN: 0021-4876  CODEN: NIKGAV  資料種別: 逐次刊行物 (A)
発行国: 日本 (JPN) 
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リチウム,カルシウムおよびストロンチウムを含むマンガン合金はいずれも融解状態において2液相に分離することはすでに前報において報告したが,この2液相分離領域がけい素を添加すると3元合金においてどの程度に拡がるかということは実用上重要なので本研究を行った.実験方法は前報と同様であるが,Mn-Si-Ca合金の熱分析のみアーク溶解炉の中でオシログラフを用いて行った.その結果いずれの合金も融解状態においては広い組成範囲にわたって2液相に分離するが,その分離領域はおよそつぎの組成点までひろがる.(1)23%Mn,55%Si,22%Li(Mn-Si-Li系)(2)38%Mn,32%Si,30%Ca(Mn-Si-Ca系)(3)33%Mn,42%Si,25%Ba(Mn-Si-Ba系)(4)35%Mn,37%Si,28%Sr(Mn-Si-Sr系)さらにMn-Si-Li系およびMn-Si-Ca系のけい素隅における初晶面を決定した,前者においては99%Mn,66%Si,25%Liで645°Cに,後者においては15%Mn,55%Si,30%Caで970°Cにそれぞれ3元共晶が存在する.

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