抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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火災現場からは,出火原因に結びつく溶融こんと,これとまったく類似した火災燃焼中に”生きている回路”が存在する場合にみられる溶融こん跡が発見され,しかも両者は肉眼で識別することは不可能に近くしたがって出火原因の調査をきわめて困難なものとする。そこで最もろう電火災を起しゃすい防火建築構造のモルタル部のラスを対象に溶融こん跡や熱変化を受けたものを金属顕微鏡によって金属組織の上から識別可能か否かを検討した。その結果,金属組織だけでは十分な識別は無理であり,かたさ,炭素含有量,結晶構造,走査型電子顕微鏡による組織調査などの併用が必要である