抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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中鎖脂肪(I)が直ちに中鎖脂肪酸(II)として吸収されることに注目し,IIまたはその代謝産物のインシュリン分泌作用,血糖降下作用を証明せんとして,工をヒト,ウサギに経口投与またはラットすい臓切片と培養した.Iにより肝硬変群に有意のインシュリン分泌が認められた.血糖はIによって減少することが,正常人群と中等症以下の糖尿病患者に認められた.Iにより正常群,肝硬変群,糖尿病群ともに遊離脂肪酸の減少,トリグリセリドの不変化を示した.正常群,糖尿群はIにより空腹時の約5倍のケトーシスを生じた.アロキサン糖尿ウサギでは1により糖の利用を促進した.II(オクタン酸ナトリウム),IIの代謝産物であるβ-オキシ酪酸ナトリウムおよび酢酸ナトリウムは試験管内でインシュリン分泌作用を示した:参20