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J-GLOBAL ID：201602004863946746   整理番号：70A0278343

拡散対における異相平衡の現象論的考察

著者 (2件)： 西沢泰二 ,  千葉あきら
資料名： 日本金属学会誌  (Journal of the Japan Institute of Metals and Materials)
巻： 34  号： 6  ページ： 629-637  発行年： 1970年 
JST資料番号： G0023A  ISSN： 0021-4876  CODEN： NIKGAV  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究は原子が異相界面を横切って流れる際に大きな抵抗を受けるという仮定に立って,多相拡散対における異相界面の境界組成が平衡組成から偏いする理由を現象論的に説明し,さらにγFe-Cr系拡散対についての実験結果を解析して,この系のbcc/fcc界面の移動度がbcc相内における格子拡散の移動度の約1/500であることを明らかにした。また,平衡状態図に記入されている安定な中間相が拡散対内に形成されない場合があることを,α-Fe-Cr系によって実証し,上と同様の考え方によってこの現象を定性的に説明することができた;写図8表2参38

シソーラス用語： 拡散 ,  拡散対
準シソーラス用語： Fe-Cr系 ,  カーケンドール効果 ,  カーケンドール効果(Fe-Cr系) ,  拡散対(Fe-Cr系) ,  格子散乱 ,  格子散乱(Fe-Cr系) ,  相互拡散係数 ,  相互拡散係数(Fe-Cr系) ,  中間相 ,  中間相(拡散/Fe-Cr系)

タイトルに関連する用語 (3件)： 拡散対 ,  相平衡 ,  現象論