抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ヒマ発芽種子胚乳よりミトコンドリア(M)とグリオキシソーム(G)を分離,含有くえん酸合成酵素(I)についての電気泳動の相違からアイソザイムであることを確認.ヒマ胚乳粗か粒画分からりん酸Caゲル処理,硫安分画,DEAE-セルロースカラムクロマトで2つの酵素活性ピークを得,おのおのがMとGのIと電気泳動的に一致M-I,G-Iの性質を検討.最適pHはともに8.0~8.1,pH8.0でのアセチルCoAに対するKmはM-I3.4×10
-5M,GI8.5×10
-5M,オキサル酢酸ではM-I0.83×10
-5M,GI45×10
-5M.ともにくえん酸,グリオキシル酸により拮抗的阻害を受け,こはく酸ではM-Iは拮抗的,G-Iは非拮抗的阻害を受けた.M-IはATPで強く阻害され,アセチルCoAに対して拮抗型,G-IはM-IよりATP阻害が弱く阻害様式は混合型であった:参16