抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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電離層F領域で数種のイオンが異なった高度分布をもつ場合に,LHRに原因する伝搬ダクトが形成される。この場合一般に水平方向に伸びたもので,もともと人工衛星によって観測されたVLFヒス帯を説明する機構として提起されたものであったが,VLFの雑音成分の観測結果では疑問点が残る。拡散平衡のもとでの上記ダクトの形成について検討した。結局最大パンド幅2.5~3kHz程度の狭帯域のものが許され,これは高度によって変化すること,ダクトの性質はイオン密度の交差高度またはF層最大点での諸定数に依存することがいえる。人工衛星アロウェット1号の電波によるヒス現象の観測データとあわせて論じた;写図12参27