抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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最近のポリオワクチン予防接種の成功により先進諸国での本症発生は劇的に減少したが,完全に制圧された訳ではなく,ポリオウイルス以外のエンテロウイルスに起因する本症の問題が残っているという観点から,英国グラスゴー地区における現在までの経年発生率変化を紹介したうえ,1963年以降の本症発生に関する病因ウイルスの検出状況からコクサッキーウイルス,とくにA7株が関係している例が多いことを述べ,各症例に関する臨床的,免疫学的紹介。疫学的考察を行なった。その他エコー,ポリオ両ウイルス,とくに後者の残留状況を述べ,今後さらに高次の対策を必要とした;写図1表7参15